神々しい水面、守護する森

霧ヶ峰高原を後にして、ビーナスラインから望む。　2014年8月
人間の進入を拒むように聳え立つ木々が、荘厳な泉を守っているかのように－。
1キロ程離れた場所（高台）から撮影。

北八ヶ岳－平庭1

朝9時頃になり次第に太陽の光が届くようになってきた。
明日から天候悪化するので、今日の晴れ間は貴重。
風も無く、気温も20℃ほどで、とても気持ちの良い平庭です。

 

 

 

 

夏は活発－閲覧注意！

ヒメカツオブシムシの幼虫　（成虫は丸く黒ぽい）　とても小さい

仲間にヒメマルカツオブシムシ（成虫は丸く黒や灰色の斑）がいますが、幼虫は夏に活発でベッドマット、毛布、衣類の中で繁殖して、動物性の羽毛や人間の髪の毛などを餌にして成虫します。
衣類に穴を開けてしまいますし、見た目も気持ち悪い為、衣類害虫、文化財害虫、食品害虫、混入異物、不快害虫の害虫カテゴリに入ります。

お庭やベランダで、キク科の植物を多く育てていましたら警戒した方がよろしいです。
成虫は、マーガレット、デージー、小菊などの花弁に好んで集まり蜜を吸います。キク科の植物は種類が多いですので。。。
卵を産むために家（室内）に侵入して、衣類や布団、毛布、ベッドに卵を産みます。
長い期間絶食にも絶える虫でして、成虫して屋外（庭の花のもと）に出ることが出来なくても生きていられます。成虫になるためには動物性のエサが必要で、屋外では昆虫などの死骸を、屋内では人間やペットの毛、食べかす、フケ、鰹節を食べて成長します。

予防対策は、ほとんど効果が無いようですが、家庭用の殺虫剤や衣類防虫剤で駆除は容易にできますので、掃除や衣類の整理をしている時に発見したら、何らかの方法で駆除をするしかありませんね。
紫外線付布団掃除機（ふとん用UV掃除機）の微量の紫外線はダニも含め殆ど効果が期待できません。叩いて吸い込む機能の方が効果的なんでしょう。
掃除機で吸い込む駆除方法はダニやダニの死骸にも効果的なのかもしれません。

ヒメカツオブシムシは、細いので繊維に簡単に入り込むので、念入りに掃除機をかけなければいけないのだと思います。ベッドやマットでしたら殺虫剤を散布して死骸を掃除機で片づける方が確実かもしれませんね。
衣類に殺虫剤は無理ですので、虫除け剤を利用するしかないでしょう。

天日干しした場合、その後が問題です。ヒメカツオブシムシの成虫は、とても小さく簡単に衣類に潜り込みます。衣類や毛布を取り込む際は、念入りにチェックしてから室内へ。(p_-)

因みに、人間の皮膚を刺したり噛んだりすることは無いようです。寝ている間に皮膚を噛まれて荒れたり腫れたりするのはダニ類がメインです。